手軽に始めることができる一輪挿し。
花の持つ生命力から溢れ出る美しさは一輪であろうとも十分に空間を非日常に彩ってくれます。しかし、生花となるとその美しさを楽しめる期間が短く、毎日の水換えなど、それ相応の手間も掛かってしまいます。
そこであまり手間を掛けずに、且つ長い時間美しいお花を楽しむことができるのがドライフラワー。今回は一輪挿しをドライフラワーで楽しむためのコツを紹介します。
一輪挿しとは?
お花を花瓶に一輪だけいけるのが一輪挿し。たった一輪だけといえども、かえってその存在感は際立ち、お部屋全体のインテリアを邪魔することなく、華を添えてくれます。
お花を愉しみつつも、お部屋をおしゃれにするアイテムとしても人気のスタイルです。特にドライフラワーであれば生花よりも長持ちするので、手軽にお部屋のインテリアの一部として取り入れることができますね。
ドライフラワーはどのくらい持つ?
一輪挿しという手軽さに加えて、さらにいける花をドライフラワーにするとより一層その手間は省けます。
その理由の一つに、ドライフラワーが生花に比べて随分長持ちするという点が挙げられます。一般的には2〜3ヶ月、長いものだと1年間もお部屋を彩ってくれます。
一輪挿しのおすすめのドライフラワー
ここでは一輪挿しにおすすめのドライフラワーをみていきましょう。
ユーカリ
ユーカリは、上品でシンプルな雰囲気があり、どんな色とも相性が良いので、一輪挿しにおすすめです。
また、ユーカリには爽やかな香りがあるので、お部屋に香りをプラスすることもできます。
レイムシャンローズ
レイムシャンローズは、淡いピンク色や白色が特徴的なドライフラワーで、ふわふわとした質感や花びらの繊細な模様が美しく、一輪挿しにぴったりです。
ロマンチックな雰囲気を演出することができます。
ラベンダー
ラベンダーは、リラックス効果がある香りが特徴的なドライフラワーで、一輪挿しにするとお部屋全体に香りを広げることができます。
また、紫色の色合いもおしゃれな印象を与えます。
プレスドフラワー
プレスドフラワーは、本物の花を加工して作られたドライフラワーで、様々な花を楽しむことができます。
花びらが薄く透けて見える美しさがあり、特にロマンチックな雰囲気を演出できます。
セージ
セージは、緑色の葉が美しいドライフラワーで、天然の除菌効果があるため、お部屋の清潔さを保つことができます。
また、爽やかな香りがあるので、リフレッシュ効果も期待できます。
一輪挿しのドライフラワーを飾る花瓶もこだわりを
一輪挿しにおいて思っている以上に重要なのが花瓶のデザイン。一輪というだけあって、全体におけるお花と花瓶の割合において花瓶の割合が花束を飾るときよりも大きく、お部屋に置いたときの印象は花瓶によって大きく左右されます。
ここでは一輪挿しに向いている花瓶を紹介します。
ガラス製
ガラス製の花瓶は一輪挿しにおすすめ。透明感を与えてくれるとともに、一輪挿しの繊細なスタイルとよくマッチします。
クリアなデザインは比較的どんなお部屋にも馴染みやすいため選びやすいのもポイント。ガラス製の花瓶は、シンプルで透明感があり、どんな花とも相性が良いため、一輪挿しにぴったりです。
また、ガラスの質感が美しいため、部屋のインテリアとしても魅力的です。
陶器
陶器製の花瓶は、手仕事の温かみや味わいがあり、さまざまな色や模様が楽しめます。
また、耐久性が高く、重量感もあるため、安定感があるのが特徴です。
金属
金属製の花瓶は、スタイリッシュな印象があり、モダンな空間に合わせると良いでしょう。
特に、真鍮や銅などの温かみのある素材を使った花瓶は、一輪挿しによく似合います。
木製
木製の花瓶は、ナチュラルな雰囲気があるため、自然なインテリアに合わせると良いでしょう。
また、木の温かみが落ち着きを与え、癒しの空間を演出することができます。
石
石製の花瓶は、無骨な質感が魅力的で、和風やナチュラルな空間によく似合います。また、石は重量感があるため、一輪挿しを安定して飾ることができます。
まとめ
いかがでしたか?今回は一輪挿しのなかでもドライフラワーに絞って紹介してみました。気軽に楽しめる一輪挿しのなかでもより長持ちするドライフラワーであれば、簡単に生活のなかに取り入れることができるでしょう。