仏花

仏花に造花はNG?知っておきたいお供え花のこと

故人を思う上で飾る仏花。仏壇やお墓参りの際などに供えるお花として、生花が一般的だとお考えの方も多いのではないでしょうか?もちろん美しいみずみずしさをもった生花を供えることは良いことではありますが、どうしてもきれいに咲く時間が長いわけではなく、おおよそ1、2週間ほどで枯れてしまいます。そこで考えるのが造花を仏花として供えるという選択肢。しかし、「仏花として供えるお花が、造花でも良いの?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回はそんな疑問にお答えします。

仏花に造花を供えても問題ない

多くの方が仏花には生花、とお考えのこともあるでしょうが、結論からいうと仏花に造花を供えても問題ありません。実際に「仏花には生花を供えるべき」といったルールは存在しないのです。お墓参りにあたって重要なのは、故人を供養する気持ち。生花を飾るのは経済的にも、手間としても負担が掛かる、という方は造花を供えましょう。どうしても造花に抵抗がある、という方は、生花を長持ちするよう加工したプリザーブドフラワーを供えるというのも選択肢の一つです。もちろんプリザーブドフワラーも造花と同じく、仏花として供えることに問題はなく、多くの方が使用しています。

仏花に造花を用いるメリット

やはり仏花に造花を供える場合のメリットとしてはメンテナンスの容易さでしょう。生花であれば通常1、2週間ほどで枯れてしまいますが、造花であれば基本的にはきれいな状態で居続けれてくれます。故人を偲ぶ気持ちは重要ですが、仏花を供えるのに労力を使っていては負担になりかねません。また、枯れない造花を供えることで、見た目の観点からもお墓をきれいな状態に保つことができます。さらに、室内にある仏壇に供える場合も、生花の花粉や匂いといった、人によっては苦手な要素についても心配することがなくなります。どうしても味気ないかも・・・と思う方は、造花であっても、長めのスパンで飾りつつ負担にならない程度に取り替えるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は仏花に供えるお花として造花を選んでも良いのかどうか、という点に着目してみました。